先週の木曜日からの、献立の続きです。

本当に思うように時間が作れない。時間が作れないというより、精神的なコントロールが難しい。出産からもう7か月、産後とは言えないと思うし、実際とても落ち着いてきたのですが。あかちゃんがいる暮らしは、面白いことも、いとおしいこともいっぱいだけれど、自分の思い通りにはいかない。誰と暮らすのも同じだけれども。

 

上の子と二人の時は、もっともっと、しんどかったな。

今回も、出産直後は精神的に苦しくて。よくわからない感情に突き動かされて毎日泣いたりしていた。今週は環境の変化が大きくて、眠りづらくなったりはしているけれど、夫も近くにいてくれて、みんないてくれるという安心感はちゃんとある。

 

15日(木)

〇ささみのから揚げ、●揚げちくわ(私がささみだけ漬け込んで、揚げてくれたのはお母さん)

〇胡瓜、にんじん、茗荷の和え物

胡瓜は塩もみして、出汁醤油とすし酢をベースに味付け。この味付けが自分としては好き。誰に好評なわけでもないけれど。しょうがを入れるのも好きです。

〇茄子の煮物

時々リクエストされる煮物。茄子5‐6本(斜めに隠し包丁。不慣れでも、わりと綺麗に入れられます)を多めの油で炒めて、鷹の爪を入れて(1本分、カットしていれる。種はある程度除いた方が辛くなり過ぎません)、砂糖をティースプーンで大盛5杯くらい入れる。水はカップ1。砂糖と水だけでしばらく煮て(落し蓋をする)、甘さが入ってから醤油、大匙3くらい。また落し蓋をして、弱火で煮る。

〇お吸い物(茗荷、にんじん、卵)

久しぶりにまとまりのない味、と夫に言われた。

だけど、聞いてください。私、料理の腕が上がっている、らしい。まとまりのない味は最近は減っている、らしい。とても嬉しい。

今日は、にんじんの青臭さが立ってしまっていると言われた。茗荷を使ってしまいたいというだけの、やっつけ仕事のお吸い物だったので、適当だったからかな。だし、お酒、みりん辺りを適当に入れて、にんじんも水からじゃなく中途半端なところで思いついて入れて、卵も、間違えてお母さんが置いているみりん入りの(お饅頭の艶出し用)のを入れてしまって、しかも入れるタイミングも湧ききらない時に入れて、濁った感じに。そりゃ、まとまりのない味になるわ、と納得する。

 

16日(金)

お昼はスパゲティに。きのこ+ベーコンでバター醤油。サラダ菜+赤・黄パプリカ。オリーブオイルと塩胡椒で。

この日は買い物に行きました。糸、初めて抱っこ紐でお買い物に。チャイルドシートもずいぶん慣れてきた。掃除機もかけられてすっきり。

〇オクラとエリンギの肉巻き

オクラの肉巻きは夫の大好物で、ちょくちょくリクエストしてくれます。リクエストって嬉しいな、と最近よく思う。みりんが少なかったのか、たれに照りが出なかった。少し味が薄くなってしまった。

〇豚汁

豚肉を炒めてから作るやり方をしていたけれど、炒めない方が好みだと気が付いた。周りからの評判もこちらの方がいいし、しかも楽です。自ら全部入れて煮ていくだけ。900mlの水に、めんつゆを大匙2くらい、お味噌は大匙4くらいで、お酒を大匙一くらい。それで、少し濃いめに感じた。具材はどんな時もありますが、この日は、豚肉、大根、にんじん、ごぼう、ねぎ。肉巻きで残った豚肉を使っているのでお肉少なめでしたが、十分おいしかった。少ないお肉でも繰り回して、いろんなものに入れるのが結構好き。豚や牛を、ちょっとずつ刻んで使うとか。肉豆腐→チャプチェ→八幡巻き→ハヤシライス、みたいな。

●ぶりの照り焼き

 

夜は、今年初めての新米。とてもおいしい………!白いご飯大好きです。お米を作ることの大変さをちゃんと知っているわけではないけれど、家のお米も、実家のお米も、間近に作ってくれている人がいるので、頭が下がる気持ちだけはあります。あと、子どものころ虫が湧いたことも何度もあるし、ひどいにおいの古米を食べなくちゃいけないこともあったから、ピカピカの白米の嬉しさ、ありがたさは知っている(つもり)。ああ、白いお米の美しさは凄いですね。実家の奈良では、稲木に干された稲を何度もみました。あの光景が大好き。田植えの頃の、紫色の夕焼けが、田んぼに移りこむのも大好きですが。

 

17日(土)

朝はフレンチトーストに。昨日の夜から卵液に付け込んでおきました。バターで、ごく弱火でゆっくり焼きます。焼くのはお母さんにお任せ。朝ごはんはいつもお母さんがしてくれます。大体、市販か、焼いたパン+おにぎり+野菜のスープ(前の日の汁物を伸ばしたものなど)

お昼は、お父さんお母さんのお友達家族とBBQ。焼きおにぎりとピザ(りっちゃん(母)自家製)を持参。ピザめちゃめちゃ好評。さすがだなあ。手際の良さもプロ。栗饅頭も作って持参。手まめに暮らすということの凄さを日々感じる。これはトレーニングに近いな。まめまめしく暮らすこと。そういう暮らしを体験させてもらえることは幸せだ。自分を変えるには環境を変えるしかない、というのは私にはよく当てはまっています。夫の親と暮らしていないと、多分今の暮らしはできない。

 

夫は仕事でBBQ.に行けなかったのだけれど、実の娘だと思われていて驚いた。仲良くしてもらっているとは思うけれど、そう見えたんだなあ。

 

夜は、お昼にたくさんいただいたので、少なめに。

ししゃも、かぼちゃのソテー、BBQに参加できなかった夫にはお肉。

間引き菜の胡麻和え、お漬物、キムチなど。

 

18日(日)

朝は、いただきもののドーナツ+夫が買ってきてくれたドーナツ。ドーナツ重なってしまった。でも甘いものが欲しい日が多いので、たくさんのドーナツに少し安心感。好きに甘いものを食べられないというのは、結構つらいなと思うことがあります。

朝のうちに、少し丁寧に掃除機をかけて、洗濯も昨日の夜~今日の朝はちゃんと自分が干せて、すっきりした気持ちに。

 

人と暮らすのは好きだけれど、何を食べているのかを把握されるのが苦痛です。昔少し、きょうだいが摂食障害だった時期があって、自分も食行動異常が出ていたことがある。なかなかすっきりとは克服できません。

私は、干渉されなくても、関知されている(と自分が感じる)だけで、結構ストレス。他の人がどうなのか、は知らないけれど………。何を食べているか、知られないようにこっそりしておきたいと思ってしまう。何も恥ずかしいことじゃないし、食なんて、とてもパーソナルで、どうあってもいいものなのに。でも大人になり、自分の裁量で自由に食べられるようになって(残す選択ができたり、飲食店で注文時に少なめに、と言えたりも含め)本当に気が楽になりました。子どもの時は、がんじがらめだったのでとても息苦しかった。

 

今週は、お母さんのパートタイムの仕事が始まった週でした。自分が頑張らないと!とやたら張り切り、週の半ばで早くも息切れしかける。飛ばし過ぎ。自分をよく見せようと思いすぎ。とりあえず、お肉などメインのおかずと、副菜一品で切れば上出来、と思うようにした。あと洗濯の干し忘れが一度あった(自分に、厳重注意)

後白いご飯が足りなくなった紐一日あった(同じく厳重注意)

掃除もかなりおろそかになった(これは、厳重じゃないけど、少し注意)

手の込んだおかずを頑張って作って褒めてほしいのは身勝手な気持ちで、それより、みんなが気持ちよく過ごせることを優先することが大事。手の込んだものが少しあったところで、おなか一杯にならなかったら困るし、栄養バランスも偏ったら困る。選択が乾いていなかったらもっと困る。

本当に求められていることが何なのか、冷静にみられる人でありたいです。

 

玄関にハンドクリームを置いておくようにした。すごく手がかさかさする。

 

昼 お母さんのきつねうどん。ふわふわの卵と、ねぎと、お揚げがほっとする味。お母さんのおうどんが好き。

 

〇ロール白菜 ロールキャベツはリクエストされる料理の一つなのですが、昨日お肉をたくさんいただいたこともあって、あっさりしたものにしたくて白菜に。ロールキャベツの場合はいつもトマト缶で煮込み、バターも使ってこっくり系にしますが、今日はだし汁をとったので和風に。鶏ひき肉、椎茸、白菜の芯、豆腐少しで、たねにしました。ロールキャベツは圧力鍋で作るので、とろとろになりますが、白菜は煮込み時間が少なかったのでしゃきしゃきという感じ。これはこれでおいしいと、お母さんと夫は言ってくれたし、お父さんも二つ分食べてくれた。でも食べやすさで言えば、もう少し煮込むか圧をかけた方がいいかな。

〇ポテトサラダ 土井善晴先生の、本の作り方をきちんと守って作ってみた。(ただし味付けは少し変えて、レモン汁を省き、すし酢を入れた)。

さらし玉ねぎを作り、胡瓜もみを作り、こふきいもを作って、ちゃんと材料も軽量した。一つ一つ面倒がらずにやりましょう、何度でも作ってみて、ぜひトライして、と、書かれてあって、やってみようかなと思える。話しかけるように書かれたレシピが好きです。一番活用している料理本だと思う。じゃがいもを少し茹ですぎて、ほくほくというよりも、とろとろのポテトサラダになってしまったけど、自然には好評でした。小さな子には食べやすいかもしれません。糸には昆布だしで伸ばして食べさせるとわりと食べました。糸、初じゃがいも。ゆで卵をゆるめに作って混ぜたのが、お父さんにも好評。お父さんにおいしいと言われるのが結構嬉しい。夫も珍しくぱくぱく食べていました。

〇お味噌汁 白菜を巻く前に茹でた汁で、ポテトサラダのにんじんも茹でて、その汁でお味噌汁。野菜出汁のようなものでしょうか。えのきたけ、豆腐、ねぎを具に。

 

●タコのお刺身(大根と大葉)←この手切りの大根が大好きです。みずみずしくて、シャキシャキして、添えられたものというよりもこれを食べたい。

●黒豆の枝豆 昨日枝ごといただいてチョキチョキとカットしたもの。お母さんの茹で方を見ていたら、かなりの塩を入れて、10分ほどぐらぐらした状態を保つ。また追い塩。端をカットすると水臭くなるのでしない、とのこと。とてもおいしかった。普通の枝豆も大好きですが、この黒豆のものは別物。

●さつまいもの甘煮

●大根間引き菜の胡麻和え(こんにゃく入り、ゆず風味) とてもおいしい。間引き菜はおひたしよりこっちが好きだなあ。お母さんの手作りこんにゃく。

そのほか、キムチやお漬物(これも間引き菜)など。

 

少し興奮気味で頭がずっと言葉であふれている。もう眠ろう。